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腐りきった腐男子な僕のBLまみれの日々をつづります。そんなブログ。反省はしてない。
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Renseignement
Auteur:ヨ助
腐男子である僕、ヨ助がBL作品の紹介という名の下に感想を書いてみたり、日常起こったできごと、それに対する思いなんかを好き勝手に書いてみたりするブログです。
自重はしない。
BL・やおい・ホモ・二次創作同人といった類のものに嫌悪感のある方は閲覧しちゃわないよう、お気をつけあそばせ。
ネタバレへの配慮 ★☆☆
更新頻度 ★★☆
ほも妄想 ★★★
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みなさんこんにちはー。 いやはや寒さも本番といった感じですね。 朝キャンパス内を移動していると はらはらと雪が散らついていました。 せっかくなので何故かMP3に入っている『津軽海峡・冬景色』を聞いて気分を盛り上げようと試みました。 むしろ盛り下がりました。
今日はトジツキハジメさんの漫画の感想をば。 トジツキさんのことは以前から気になってはいたのですが 最近になってようやっと既刊を読破いたしました。 トジツキさんの単行本は古い順に 『白猫』 『不連続世界』 『前略』 『初恋の病』 『ナインストーリーズ』 と5冊ほどあるのですが、 今回は『このBLがヤバイ!』にランクインして トジツキさんを一躍有名にした『前略』について書きます。 表紙の配色が素敵なのでついジャケ買いをしてしまった方もいるのではないかと思われるこの『前略』ですが、 表紙だけでなく内容も素晴らしいことになっております。
***あらすじ*** 地味な郵便局員・八角達也(27歳)。 彼の元に10歳年下の男子高校生・北沢から、 勤務中に毎日ラブレターが寄せられる。 文面は「好きです」のたった一言。 北沢とつき合うつもりはないのに、嫌われたくないんだなんて。 「もっと意識してください、俺のこと」以来八角は、 彼のことが気になって仕方なくなり…。 ************
表題作の「前略」、「草々」、「追伸」に加え、 「暗夜行」、「夜の休止符」の前後編が収録されています。
・「前略」 表題作については、高校生北沢の「ラブレター」という古風な手段による告白から物語が展開していきます。 イケメン男子高校生が冴えない一公務員に 片想いしているという事実だけでも萌えるのに、 その告白の手段が手紙だということでさらに萌えるんですよね。 僕はどうにも「容姿がよくて周りからの人気もある攻め」が、傍から見ればなんでそいつに!?というような「地味で特にこれといったものがない受け」に惚れるというパターンが好みのようです。 そしてそのうち受けもその気になればいいんです。 付き合うようになれば攻めの人気ぶりに嫉妬すればいいんです。 ということでこのお話もある程度は上記のパターンに類するため 僕のツボにキレイにヒットしました。 そんで八角さんからメールを送った後の展開が好き。 手を繋いで歩くのは反則(誤変換で販促と出たがあながち間違いではない)だと思う。
・「暗夜行」 暗くてエロいです。 簡単に言うと高校生×教師モノ。 エロが激しいです。 正直学ランとスーツで絡まれるとこちらとしても困るよ。 でも単にエロいだけじゃあないです。 上手くまとまってるなあ。 読み返すほどにそう思う。
・「夜の休止符」 ピアノ教室の兄弟のお話。 弟×兄というたまに見かける図式です。 これまた暗くてエロいんですが、 こっちの方がよりダークだと思います。 「暗夜行」は最終的には命を絶つわけだからなんとなくの印象では 暗さとしては最上級のものだと思われるかもしれないけど、 死ぬことよりももっと暗いことは生きている時にこそにいくらでもあるのだと思います。 弟がブラックすぎます。
…こうしてみると一冊丸ごと年下攻めですね。 萌えるわけだ。
んで作者について。 トジツキさんの作品の特徴は、 『初恋の病』のあとがきで本人が仰っている 「暗くてエロい話か明るくてエロなしかしか描けません」というこの一言に集約されると思います。 今のBL界には「明るくてエロい」漫画がたくさんあり、 また、そういった類の漫画は、消費する側の需要があってこそ、あそこまでの大量の供給が成り立っています。 そこにきて「明るくてエロい」話の描けないというトジツキさんの特徴は一見致命的であるかのように思われます。 しかしだからこそ、「明るくてエロい」話が全盛である今だからこそ、暗くてエロい話か明るくてエロなしかしか描けないというトジツキさんの存在が貴重であるのです。 ただし単純に「明るくてエロい」話が描けないというだけではBL漫画家として話になりません。 そういったものが求められているのだから、それらを描くことができないということはBL漫画家としては致命的でしょう。 ですがトジツキさんには明るくてエロくなくたってBL読みの琴線にふれる物語をつむげるほどのセンスがあります。 そして最近のトジツキさんの作品のベクトルは、暗くてエロいか明るくてエロなしかのどちらかに徹底しています。 それ故にトジツキさんの漫画にはどこかBL読みたちを惹きつけるものがあるのでしょう。 『BLスタディーズ』に書いてある内容とカブりますが、 大体こういうのが僕のトジツキさんに対して思うところであります。
個人的に僕はトジツキさんの絵柄は好きです。 かなり好きな部類に入ります。 しかも安定して画力があるので こちらも安心して読むことができます。 そして何よりトジツキさんのあとがきが大好きです。 上記の特徴故に担当さんともめる様子や、それでいてひょうひょうとした雰囲気をまとうトジツキさんがなんだか可愛らしいんです。 漫画の中やあとがきにフランス語がちょくちょく登場するところにもなんだか親近感を覚えてしまいますし。 それプラス、「暗夜行」のタイトルが志賀さんからきているあたり、 トジツキさんって結構教養がおありになるのかな。 早く次の単行本が出ないかなー。楽しみだ。 これからもトジツキさんがわき目もふらず、自分の貫こうとする路線を突っ走ってくれることを願っています。
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