今朝は雪のせいで電車が止まっていました。
大阪なのに。
でも1限には遅刻しなかったです。
教室着いた時点で自分含めて
4人しかいないことに絶望した!
大学の最寄駅からダッシュしたのに…。
ヤマシタさんの新刊やっとこさ読みました。
何故かアニメイトには置いてなかったんですよ。
発売日にもその次の日にもチェックしたのに。
昨日のオタクツアー中にK-BOOKSで発見したので購入しました。
『タッチ・ミー・アゲイン』が売り上げ一位で品切れ中でしたよー。
『くいもの処明楽』の影響でヤマシタさんの漫画は作家買い!って人が増えたんですかね。
表紙が好みです。わーい。
しかもマーブルなのでマット加工。
画像はそのうち出るだろう。
***あらすじ***
君に罵られたい、蹴られたい、好かれたい―――
ドMの二神は同僚の中頭に恋心を抱いている。
好きという純粋な気持ちと、それを覆う汚れた性癖。
交錯する感情の狭間で引き出される二神の本心とは―――。
表題作ほか、日常から生まれるドラマチックな瞬間を綴った6編のラブストーリー集。
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1:ベイビー、ハートに釘
2:イッツ マイ チョコレート!
3:悪党の歯
4:恋の心に黒い羽
5:その火をこえてこい
6:FOOL 4 U
の6篇の短編に、描き下ろしの「フォトジェニク」]
そしてカットシーン集が収録されております。
表題作はそのまんま、4の『恋の心に黒い羽』です。
1,3,4に関してはなんだか文学的で好みでした。
文学的なんて表現は今時ダサいのでしょうか。
自分で書いていて少し恥ずかしくなります。
でもストーリーが練られているなあ、ヤマシタさん流石だなあ、と無駄に感動を覚えて文学的なんて言っちゃうくらいに好みでした。
愛してやまない東京漫画者をひいきするつもりはありませんが、
正直リブレの『タッチ・ミー・アゲイン』よりも
この『恋の心に黒い羽』のが好みです。
なんだろう、初回の読後感が『恋の〜』の方が圧倒的に良いんです。何故なのだろうか。なんなんだこの現象は。
両方とも叫びたくなるほどの「萌え」はなかったんですが
『タッチ〜』を読んだ後は期待していたほどでも…という感覚だったのに対して、『恋の〜』を読んだ後はなんだかとっても得した気分になっておりました。
(もちろん『タッチ〜』も十分レベルの高い作品でした。
詳しくは
この記事を参照のこと)
その時の気分の問題だったのかな…。
単純な「萌え」に関しては『タッチ〜』の方が上だと思うんです。
けれども『恋の〜』に関しては、BLだとか萌えだとかはあまり関係ないところで感心したというか、BLというツールを介して普遍的に受け入れられるような練られた内容(へぼい表現ですみません)を読めたというところに嬉しくなったというか、なんだか不思議な気分です 。BLっぽくないんですね。
とにかく僕の好みだったということは確かです。
分かりやすい「萌え」が存在しないと嫌だという方にはお勧めし難いかな、といった印象であります。
以下作品ごとの感想。
・ベイビー、ハートに釘
両親を亡くし2人で生きてきた姉弟のお話。
弟・基久は同級生の友人足田を好きになり、告白してしまいます。
望むような形で好かれてはいないことを知りながらも
足田の要求に従う基久の姿を目撃してしまう姉・美樹子。
この単行本の中で一番好きです。
読みながら、うわあすげえ好み、ていうかやってくれちゃったよヤマシタトモコ流石だよアンタ、などと心の中の独り言が多く出たお話でした。 非常に楽しめた。
是非一人でも多くの方に読んでもらいたい!
BLとか関係なく好きです。
「ばかな子!!」
という姉の独白がツボりました。
なんだか素敵じゃないですか?
これ単体で使われるとなんだか文学的。
ばかな子!!
後半の姉のモノローグも素晴らしいです。
なんていうかもう、素敵!
タイトルの入っているコマのお姉様がホラー。
ていうかお姉様全体的にホラー。
何度も何度もページを行ったり来たりしながら読みました。
だから読み終わるのに時間がかかってしまいました。
そんな素敵読みきり。
・イッツ マイ チョコレート!
社内恋愛をする高知と阪下のお話。
6人兄弟の長男で、昔から家を空けがちだった両親の代わりに弟妹たちの面倒をみてきた高知とは対照的に、一人っ子でなかなかのお坊ちゃんとして育ってきた阪下。
ふとしたことがきっかけで、「文化の違い」なんていう言葉を使って牽制する高知に阪下が怒り、その場(阪下の家)にい辛くなって自宅に戻った高知は相変わらずぎゃーぎゃーとうるさい弟妹たちに全てをぶちまけてしまいます。
弟妹たちは兄がふて寝している間に帰ってきた母に、長男がホモで彼氏がいるとバラしてしまうも、
母はのほほんと一言、「…彼氏うちつれてらっしゃい」
ほんわかあったかな気持ちになれます。
・悪党の歯
これもよかった。
BLらしくはないけどすごく好きです。
物語はヤクザ組長の娘と、組長と共に組を創設し、ずっと長い間組長への想いをその胸に秘めてきた唯川のやり取りで進んでいきます。
娘のキャラ良し。
冒頭に娘は父が末期の肺ガンだと唯川に告げるのですが、
全体を通して小気味の良いテンポで読み進められ、
最後も上手く落としてくれたなーと感心しました。
ぜひご一読を。
・恋の心に黒い羽
あらすじにあるお話しです。
ドMがドSにホレて変態な求愛をしまくるストーリー。
冒頭はギャグMAXで進むものの
中盤からはちょっとシリアスな展開へ。
「黒い羽はおれの心のジャマをする
…そのかわり飛べるんだ…」
と、涙しながら喋る二神が良い。
あのシーン素晴らしいですよほんとに。
この話もものすっごく好きです。
本当にうまくまとまってる。
僕、ヤマシタさんの漫画の感想、
「うまくまとまってる」一辺倒ですね。
だめだなもっと表現の幅を広げないと。
・その火をこえてこい
高校生同士が図書室でやります。
夏です。
故にえろいです。
・FOOL 4 U
本気であほの幼馴染・充夫にずっと惚れ続けている結(ゆい)。
あほの子攻め。
サブリミナル。
・フォトジェニク
ホモ風俗で指名ミス。
なんて致命的。
とまあこんな感じの一冊です。
・ベイビー、ハートに釘
・悪党の歯
・恋の心に黒い羽
がすっごく良いのでぜひ読んでみて下さい!
BLの垣根を越えて楽しめる作品だと思いますし、
もちろんBLとしても十分楽しめました。